Vol.59 感じるヨガに学ぶ「冬季うつ」との付き合い方

ケン・ハラクマ先生から あなたへの言葉の贈りもの

寒くなると気分が落ち込みやる気が出ないのは「冬季うつ」かもしれません。今回は自然現象が引き起こす気分の浮き沈みとの付き合い方を考えます。

体と心がいつもと違うと感じたら不調から目をそらさず静かに原因を観察しましょう。自分やまわりの行動ではなく自然現象が原因とわかればしかるべき対処法が見えてきます。

四季のある日本に暮らしていると気候の変動に伴い体調が波打つのは当然です。アップダウンがあるから良いことも悪いことも体験でき、人間性が豊かになるという見方もできます。

変化を受けやすい場所で生きるには、意識の覚醒と調和の精神を育むヨガで心身の揺らぎを敏感に察知し受け入れて切り替える力を養うと大幅にストレスを減らせます。寒いと体の動きが悪くなりヨガを休みがちになりますが、硬いほどほぐれる感覚を味わいやすく、感じる力を研ぎ澄ます意味では好機会。

冬場にヨガを行うときは、体を変えるためではなく意識が体の状態を感じ取るためと心得て。アクティブなフロースタイルよりポーズのキープ時間を長めに取り、関節や筋肉の状態を感じながら内側の変化を味わうように動きましょう。先生のガイドに従って体を動かす・・・

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この続きは、発売中の 「ヨガジャーナル日本版vol.63 (yoga JOURNAL) 」にてご覧いただけます。

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