Vol.65 努力に立ちはだかる「不可抗力」の対処法

ケン・ハラクマ先生から あなたへの言葉の贈りもの

令和2年が幕を開けました。激動と言われる今の時代、コツコツと努力をしても外側からのあらがえない「不可抗力」に道を閉ざされ前を向けないときがあります。ヨガに対する取り組み方を見ても真面目に練習さえすれば成功すると信じている人ほど努力と矛盾する結果を受け入れるのが苦手。新しい年を強くしなやかにいきるため「不可抗力」の対処法を考えてみます。

物事は信じたほうが報われやすく、でも「信じればすべて上手くいく」は幻想。人生に「予想外」はつきものであり、諦める力と受け入れる力、切り替えるスピード感が必要です。また、道をふさぐ力に意識が向くと怒りや苛立ちが湧き上がりますが、内側からのエネルギーを抑えることは自己否定でありストレスのもと。まずは「仕方ないよね」と自己を許し傷ついた自分をあなた自身が労わって。

まわりと自分が置かれた状況を受け入れ心の整理ができたら次なる可能性に意識を向けましょう。

たとえば職を失い苦境に立たされた人は、「何をしたいか」という理想より「何をするべきか」を優先して。サバイバルモードにスイッチし穴が開いた沈みそうな木製ボートからスピードボートに素早く乗り換えること。

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この続きは、発売中の 「ヨガジャーナル日本版vol.69 (yoga JOURNAL)」にてご覧いただけます。

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